檀家管理「納所Pro」の新規導入手順
ダウンロードした檀家管理「納所Pro」には最初から練習用/評価用としてサンプルデータが付属しています。新規に自寺院で運用を始めるにあたり、このサンプルデータを削除しデータ数「0」の状態にしなければなりません。
1.まずは、サンプルデータを削除し「納所Pro」のデータ数を最小の状態にします。
メインメニューの「寺院台帳・各種設定」>「全データ削除」
全てのデータが削除され最小のファイルサイズになります。(年号データは消えません)
その後、自寺院のデータ登録・読込みの選択ができます。ここの説明では「登録」をクリック。
2.「新寺登録」クリック>自寺院の登録(最初の1回だけ。後で修正もできます。)
護持会費の項目名が分からない時は、そのままで。後で登録もできます。
既に、全ての寺院が削除されている場合は「カレントレコードがありません」とメッセージがでるかも知れませんが、
そのまま続けて大丈夫です。
3.地区登録
追加登録は、最下行の空欄に書いていきます。
地区IDの部分は無視してよろしいです。PCが自動的に番号を割当てます。(寺院IDも同じ)
名称が「地区」となっていますが、自寺院の地区分け方として例えば、1班、2班、1組、2組などでも大丈夫です。
後の作業を考えて、最後の地区に「不明」を1件追加することを薦めます。
檀家をどの地区に分けるかわからない時、いったん「不明」にしておいて、後日時間のある時修正できるからです。
4.檀家登録(上記2.3が設定されていれば随時)
檀家台帳から「新檀登録」をクリック。
寺院登録と地区登録がされていなければ、新しい檀家登録はできません。
「新檀登録」画面から最初に地区を選択します。最初に表示される地区は檀家台帳側で選択されている地区になります。
檀家管理「納所Pro」では、檀家IDを非表示にしています。そのかわり区分1、区分2という番号を使っています。
区分1・・・地区毎の番号で重複させない
区分2・・・同地区内の通し番号
自動で番号が割り振りされますが、自由に修正もできます。
わかりやすい番号をお使い下さい。
檀家毎に故人を仕分けする(檀家毎過去帳)作業では、この区分を目安にグループ分けされますので、必ず入力する
ことを薦めます。
上段が、檀家さんの「名前」「住所」などのデータ
下段は、護持会関係のデータです。
寺院台帳にて「役員設定」「集金方法設定」を登録してあれば、わかりやすい入力ができます。
ここは、すべて空欄のままでも良く、後日登録修正できます。
「連続入力する」にチェックを入れておくと、「登録決定」後、このウインドウを閉じることなく、次の檀家さんの
登録を連続してできます。
※Ver5.300
登録画面、下部に本来非表示にするデータ欄が4ヶ所が表示されてしまいました。運用には全く影響しません。
ご安心を。
5.過去帳の故人登録(上記4で登録されている檀家さんであれば随時)
過去帳台帳から「新亡登録」をクリック
寺院登録・地区登録をしていない状態で、檀家登録はできませんし、檀家が登録されていなければ、新規故人も
登録できません。
最初に「地区名」と「現世帯主」を選択し、どの檀家の故人にするかを決めます。
現世帯主欄は、地区を選択するとその地区に登録されている檀家さんだけ選択可能になります。
最初に表示される地区名・檀家名は過去帳台帳で選択されている檀家が採用されます。
「分類」とは
・既亡(初期設定値)
・永代
・生前戒名
・生前永代
(・ペット 削除可能)
から選択します。
檀家登録と同じく、連続入力機能があります。
新規運用
檀家管理・寺院管理のフリーソフト「納所Pro」